簡単にレポートします。
日時:平成27年10月24日(土)10:30~14:00
場所:神奈川県立東高根森林公園(住宅地のど真ん中にあります)
テーマ:今回のテーマは自然植生のシラカシ(白樫)と半自然林・二次林・里山林であるコナラ(小楢)やクヌギ(橡)を観察しながら自然・森の「遷移」について基本的なことを学ぶことです。
講師:浅野佳祐&川原和眞
ポイント:
・ヤマユリの植え付けと開花
・どんぐりの渋みに見る生存戦略
・里山林はゆっくりシラカシ林に遷移
・極相林であるシラカシ林とギャップによる森の代謝
・遷移とは陽樹(例:コナラ)から陰樹(例:シラカシ)に取って代わること
・葉の構造と生産コスト(クチクア層、鋸葉、羽状複葉、…)
・古代植物クスノキにあるダニ室の不思議[参考⇒ダニ室]
・ヤマウルシやツタウルシなどの毒性 等々
園内をゆっくり散策しながら時々立ち止まり、ユーモアを交えた説明や専門知識に裏付けられたわかり易い解説は飽きることなくお見事でした。古代芝広場の木漏れ日の下でのランチも心地よい風がわたり、一層美味しくいただきことができました。