投稿日: カテゴリー ものしり辞典

【第二章】古への入口に@白州の旅

腹が減っては動けぬ、が現代版ということだろう。一同打ち解けあったところで、この地において由緒ある古の入口を訪ねることに。名をば「駒ヶ岳神社前宮」という。駒ヶ岳山頂(標高2967m)に本社(奥宮)が祀られています。「駒ヶ岳」と名前がつく山は全国に18座あり、今回は甲斐駒ヶ岳ということになります。[2015年11月22日撮影:駒ヶ嶽神社前宮@阿部]

さて、駒ヶ嶽神社の前宮は2つあるという。ここ竹宇ともう一つは横手だそうです。
なぜ2つあるのか、ネットで調べてみましたがわかりませんでしたが、もとは甲斐駒ヶ岳そのものが一つ信仰の対象であったと考えられます。創建は伝承で雄略2年(458年)、雲州宇迦山(出雲大社)より遷祀したという。祭神は大己貴命(大国主命)にして造化の神天之御中主神、高皇産霊神、少彦名命、天手力男神、素盞鳴命、保食之神の七柱。国家鎮護、五穀守護、子孫繁栄を司ります。境内には山岳信仰が色濃く残り、不動明王や摩利支天などの仏教系の神様の石像も鎮座しています。兎に角、いろんな時代、神様が凝縮しているようで、私たちの先祖たちの心の足跡があります。

エコカフェは自然と人々の営みをもテーマにしています。甲斐駒ヶ岳は南アルプスに位置し、鳳凰三山とともに白い花崗岩でできた山塊であるため、日野春から眺める朝焼けに照らされた山容は「あかこま」と言って見事だそうです。一度はあやかりたいですね。

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