5/10 ワークブック学習と白色化観察開始
5/7 産卵の産卵巣を使用して2 週間の白色化観察を行なってもらう。
ワークブックにある白色化観察に必要な箇所の学習を行なった。昨年度、北山さんが行ったキャンドリングの映像を流したところ、卵内でのカメの成長が見えたため好評だった。実際の卵を活用し、卵を生徒一人ひとりに配って白色化の観察を行なってもらい、ワークブックにある白色化過程をスケッチするページに絵を描いてもらった。卵の取扱いについてかなり注意をしたこともあり、子どもたちは注意深く卵を扱ってくれ、転卵をする生徒は見受けられなかった。
【子どもたちの感想】
・ウミガメの卵を初めて触って柔らかかった
・白くなっていくのを見るのが楽しみ
・転卵しないように気をつけたい
5/31 ワークブック学習と白色化観察終了
約2 週間の白色化観察を行なった。子ども達はワークブックにある白色化の進行過程のスケッチをしっかり行なってくれていた。発泡箱に入っていた卵のうち、残念ながら死んでいる卵がいくつか見られたが、発生が進んでいる卵に関しては全て小笠原海洋センター内の人口ふ化場に移殖を行なった。ワークブック学習では、産卵調査体験と大村海岸夜間パトロール体験に備え、事前学習を行なった。調査の目的から説明をはじめ、実際に使用する調査道具を紹介した。産卵調査体験では、ウミガメの足跡の見分け方や産卵巣の見つけ方を説明した。夜間パトロール体験については、上陸してくるウミガメへの接し方や、観光客への対応方法など、実際にどのようなことを行なうのか説明した。実際にウミガメの産卵を見たことがある児童はあまり多くなかった。
【子どもたちの感想】
・卵が少しずつ白くなっていくのがわかった
・ウミガメの産卵を見たことがないから楽しみ
・ウミガメの巣をみつけたい