投稿日: カテゴリー ウミガメレポート 活動レポート

2018年2月ウミガメレポート

2/1 骨の抜き出し

 

12月に解剖見学をしたウミガメの骨格標本を作るために、子どもたちは21組になって、背甲、前脚、後足、頭などの骨の周りについている肉や脂肪をとりました。ゼラチン質が固まり肉をとり難いこともありましたが、みんな楽しんで作業ができたようです。作業が早く終わったグループは、他のグループを手伝うなど、協力し合う姿も見ることができました。

 

【児童の感想】

・ゼラチンのところが硬かった

・頭の肉をとるのが大変だった

・指の骨が小さくて見つけられなかった

2/8 計測と水槽掃除

5年生ガメの定期計測と水槽掃除を行ないました。今回の水槽掃除はタイマイのキイロちゃんです。7月に生まれてきた子ガメたちは確実に成長していて、一人で計測するのも大変です。そこで今回から21組で計測を行ないました。計測をすることにもなれていた子どもたちですが、大きくなったウミガメを持つのも少し大変そうでした。

 

【児童の感想】

・すごく大きくなった

・水槽のコケがたくさん着いていたけど、掃除してキレイになってよかった

・大きいカメと小さいカメの差があった

2/16 骨格標本作り

今日は、肉をとってキレイにした骨をつなぎ合わせて骨格標本をつくりました。子どもたちを6グループに分けて、背甲、前脚、後脚などの部位に分けて担当として振り分けます。骨格標本作りにはホットボンドを使用するのですが、事前にホットボンドの使い方を説明して火傷をしないように注意しました。過去に作った骨格標本を参考にしながら、ホットボンドを使って骨をくっつけていきます。途中、骨の構造がわからなくなって投げ出してしまうグループもありましたが、最後には全てのグループが担当した場所の骨格標本を作ることができました。

 

【児童の感想】

・難しかった

・小さい骨がたくさんあって、大変だった

・組み立てれらて良かった

2/21 報告会準備

今年の5年生は、各自にテーマを決めて発表を行ないます。それぞれがテーマに沿った発表内容の検討と台本作り、スライドで使用する絵を描きました。1学期から学んだことや、学習ノートを復習し、多くの人に伝わるように工夫をしています。わからないことなど、積極的に質問をしてくれました。

2/27 海亀漁師さんからの話

今日は父島の海亀漁師さんからお話をしていただきました。内容は、子どもたちから事前に聞いておいた質問にそって、海亀漁の方法やウミガメの生態など多岐にわたりました。子どもたちの関心は高く、海亀漁師になるにはどうしたらいいのか、海亀漁でサメにあったときにどうやって対処するのかなど、授業時間を過ぎても質問が多くありました。

小笠原は世界でも珍しい、ウミガメを食べながらウミガメを守っている地域です。そのような小笠原独特の食文化を学ぶ良い機会になりました。

 

【児童の感想】

・いろんな話を聞けてよかった

・わからないことがたくさんあったけど、わかってよかった

・ウミガメの脳が小さいって知らなかった

 

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事