投稿日: カテゴリー ウミガメレポート 活動レポート

2016年6月ウミガメレポート

IMGP7347

6/9 ワークブック学習

5年生の最も大きな行事の一つである1泊2日の課外授業「小港キャンプ」が来週実施予定となっています。小港キャンプ中の活動の一つにカメ学習の「産卵調査体験」も組み込まれているので、来週は5年生のみんなと一緒に小港海岸で産卵巣の数を調査する予定です。今日はそれに向けての学習と、6月下旬に実施予定の卵の移殖についての学習を行いました。みんな一度は産卵調査の風景を見たことがあるらしく、どんな流れで調査をするのか、どんな道具を使うのかなど、みんな何となく知っているようでした。移殖に関しては、砂の温度で性別が決定することに驚く子が多く、性決定に関する質問が飛び交いました。今日学んだことをしっかり覚えて、来週以降のフィールドで発揮できればと思います。

【子ども達の感想】

・産卵調査の方法を具体的に知ることが出来てよかった。

・移殖時、ぱんぱんに膨れた卵を取り出すのが少し怖い。

 

6/15 産卵調査体験

雨が降りそうで降らない天気の中、小港キャンプが予定通りに実施されました。3グループに分かれて小港海岸での産卵調査体験を行いましたが、今年の5年生たちはとても優秀で、初めて使う鉄筋で産卵巣を探し当てたり、「この辺卵ありそう」と5年生が言う場所を探してみると本当に産卵巣があったりなど、とても驚かされました。実際に卵を掘って白色化を見る作業もスムーズに進み、「もっと卵を出したい!」という声も飛び交いました。次回のフィールドは卵の移殖となるのですが、今年の5年生は頼もしい限りで楽しみです。

【子ども達の感想】

・卵を探すのが宝探しみたいで楽しかった。

・もう一度卵を埋め戻すとき、母ガメが埋卵するのと同じように砂の固い層と柔らかい層を作って埋めると知って、とても考えられているなと思った。

・割れた卵は残念だったけど、中身を見られて面白かった。

6/20 卵の移殖体験

5月上旬産卵の大村海岸の産卵巣の移殖を子ども達と行いました。3グループに分かれて3巣の移殖を行い、そのうちの1巣を小学校のふ化箱に入れてふ化までの様子を観察します。自然の産卵巣なので、深いものもあれば浅いものもあり、またカニによる食害が多く見られた産卵巣などグループごとに特徴のある産卵巣となっていました。発生が進みぱんぱんに膨れた卵を取り出すのに、最初は「割れてしまいそう」と上手く掘り出せなかった子ども達も、最終的には自分たちの手で全ての卵を掘り出すことができていました。割れてしまった卵の中や、死んだ卵にそれぞれ感じるところもあったようで、良い学習になったのではないかと思います。

【子どもたちの感想】

・割れた卵の中のカメの赤ちゃんがかわいかったけど、まだ血管とかがたくさんついていて少し気持ち悪かった。

・卵を掘り出すのが楽しかった。

・深かったので寝転がって手を伸ばして卵を掘り出した。

6/21 ふ化箱設置

前日に掘り出した産卵巣1巣を小学校のふ化箱に入れ、ふ化までの様子を観察します。

ふ化が近づいた卵は殻が薄くなるので、卵を持つと中にいるカメの赤ちゃんの動きや感触が伝わってきます。感触が伝わると卵が生きているという実感も涌きやすくなるので、みんな一つ一つ丁寧に卵をふ化箱に入れてくれました。一人5個づつ、全部で85個の卵がふ化箱に入りました。これからふ化まで、ふ化箱のチェックが子ども達の日課になりそうです。

【子ども達の感想】

・85個も卵が入ってびっくりした。

・ふ化箱に入れるとき、自分の目で見て卵を置けないので難しかった。

6/23.24.26 夜パト体験&産卵見学

今年も3グループに分かれて大村海岸の夜間パトロール体験を行いました。普段は早い子で20時くらいに寝る子もいるようですが、夜みんなで野生のカメを調査するとあってみんな少し興奮気味でした。今年は産卵がとても多いのでどの日もたくさんの上陸母ガメを見ることができ、最終日の26日には全員で産卵を観察することができました。夜に砂浜を歩く大きな物体に最初は驚く子も多かったですが、慣れてくると「波打ち際にカメがいるよ!」と暗闇の中目を凝らしていち早くカメを見つけてくれるなど、短時間で「カメの目」がよく養われたようです。カメの産卵行動で子ども達が一番驚いていたのはやはり「小穴掘り」で、スコップのように後ろ足を器用に使って卵室を掘るようすに「カメってすごいね」とみんなとても関心していました。

 

 

6/28 ふ化箱のふ化

前回ふ化箱に移殖した卵が早くもふ化しました。85個の卵のうち78匹が元気にふ化し、そのかわいさに子ども達も大興奮。この中から3月まで飼育する5年生ガメを一人一匹選んでもらい、計測も行いました。ふ化したての子ガメはとても柔らかいので計測を行う際は力を入れすぎないように注意しなければなりません。ノギスの使い方も慣れていない子ども達は少し手間取っていましたが、自分のカメの計測結果にみんな驚いたり喜んだりして楽しそうでした。最後にふ化できなかった死卵を割りましたが、「なんでふ化できなかったんだろう」「かわいそう」などの声が飛び交いました。

【子ども達の感想】

・子ガメがとてもかわいかった。

・死卵を割るのが難しかった。

・みんなのカメが混ざると自分のカメの見分けがつくか心配。

6/30 5年生ガメ入槽

放課後に来られる子だけ海洋センターに集まってもらい、5年生ガメの入槽を行いました。子ガメのふ化から脱出までの流れと、入海後の行動をワークブックで学習し、そのあとみんなで5年生ガメを入槽させ、入槽後の行動を観察しました。隣の水槽で泳いでいる1歳ガメの大きさとの違いに驚いたり、他の大きいカメの水槽を見学したりとみんな短時間ながら海洋センターを満喫していたようでした。

【子ども達の感想】

・自分のカメが元気に泳いでいて嬉しかった。

・子ガメの卵黄がこの前よりも小さくなっていた。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事